医療・介護の鍵diary

健育社代表がガツガツほのぼの医療介護を語るページ

人生100年時代とは言うけれど

簡単に100年とはいうけれど。

今は、2019年なので、100年前は1919年。

この歳に何が起きたかを見てみると…。

かの、黒澤明氏は100年前に9歳。

クイズがあったのでこちら。

quizknock.com

満州事変が1931年、盧溝橋事件が1937年。その後、日中戦争へと。

戦争へどんどん走り込んでいく日本からは、

100年以上前ではない(そりゃそうだと思うが)。

体感的に100年とは相当の変化を体験できる時間なようだ。

今日本の平均寿命は女性87歳、男性81歳になっているけれど、戦中・戦後時代を幼少期に経験してきた人たちが今、介護施設にはたくさんいらっしゃることになる。

彼らはここまで長く生きられるなんてことは想像できたのだろうか。

生きてること自体がまるもうけ。

それに尽きるのではないかと感じる。

 

焼け焦げた死体を横目に青山墓地のエリアを歩いたことをお話くださった男性。

鼻につく焦げた匂いを忘れないと。

そして、子供や孫に囲まれて幸せだということをお話ししていました。

 

そういう方たちに私たちは何をして差し上げられれば良いのだろう。

 

私たちよりも彼らの世代の方が死への恐怖を体感しているのではないか、

無情の世界を感じているのでは・・・と思う。

 どれほど戦争の恐怖を感じていたのだろう。

 

未来の変化の加速度は止まらない。

どこへ向かうのか、どこへ行くのか。

それを決められる自由は守られるのか。

 

そんなことを自分が後〇〇年いききることへの考えをめぐらしてみる。 

 

 

医療IoTベンチャーが大変悩んでいる

ここ数日の出来事についての考察。

Regulatory Hacks~医療の規制と上手な付き合い方~ | Peatix

 こちらは、医療ITベンチャーの方達、とりわけ異業種から参入を考えている企業のエンジニア、若手リーダー(と思われる)方達のPMDA申請への実情や悩み、

QMS(Quality Management System)構築、医療守らねばならない数々の法律

などのお話とネットワーキングが交わされる時間でした。

 

これは、ベンチャーにとっては相当なハードルであるということが痛いほどわかってしまった、参加者の皆さんが互いの「傷」を互いに共有し、でも、次へ進もう!というようなイベントでした。

一人じゃないんだ、という協調感覚と、どうしたら、をぶつけ合える時間でした。

(レポートはK氏が記事化すると思うので私は「ゆるい感想」のみです)

 

いくらいい技術であったとしても、医療分野で利用されるためには、高い基準を満たし、それを担保するということを示す申請書類の作成が必要です。

 

皆多くの企業が壁にぶつかり、それをどう超えていくか、どう申請まで「こぎつける」かという話でした。

 

最近ではこうした日本のハードルの高さのために諦めざるを得なかった方たちもいます。開発年数、コストと成果をだし利益に変えるまでに企業の体力が持たないので、日本を離れ、必要とされている医療非充足地へと向かい、そこで多くの「経験値」をもって「しまう」ような流れになっています。

 

アジャイル型開発 とウオーターフロー型開発

今、Googleをはじめとした企業が提供するサービスは、前者「アジャイル型」。

日々改善改造を繰り返して製品そのものが成長していくもの。

完成形を全て満たすのではなく、改良、改良、改善、をユーザーの要望や実践を見ながら増やして最適化を行っていくパターン。

 

後者は、設計を「しっかり」行ない、開発内で試行錯誤の上、しっかりと商品としていくパターン。

こちらは医療機器の開発、レギュラトリーサイエンスでのパターンになりますね。

安全性の担保が重要なものにはこちらの開発方法が好ましいと思われますが・・・。

遅くなり、ハードルが上がる。

 

今、「不確定」なことが多い中で試行錯誤しながら進めるアジャイル型が好ましいのでしょうね。

確かに診断などの重要な要素に絡む商品開発においてはとても大切なのも理解できます。

規制産業の文化に長い間いる人たちには

アジャイルはなんていい加減なんだ、という気持ちになりますが、

人間は「アジャイル

学んでは失敗を繰り返して成長していくのですよね。

 

両方使い分けが大切ですね。そして、一つ一つなんらかの従属ポイントを

見出して、それをゴールに決めて介入試験を行うということでしょうか。

気の遠くなる研究開発費用・時間ですね。

 

それにしても、色々開発をチャレンジしているベンチャー企業さんが

沢山いました。

異質な立場で参加した私としては、

製薬企業の薬事業務を担当した方は

十分力を発揮できるのではないかということでした。

私見ですが)

 

********

経営という視点からは、実はそれらの開発・申請・承認

というLong & Widing ROAD の次に待ち受けているのは

「Marketing & Sales 」

ここにもお金が必要です。

 

ここにあまりお金を投じる気持ちが少ない方が多いのも実情。

これが機能しないと、明らかなアドバンテージがない限り

「勝手に売れる」

が起きません。

 

かくいう私も、このしかけを組む体力がなかった人の一人。

常々思いますが、見切る時期というのも、大きな力を持つ方達へ引き継ぐというオプションもあるように思いますね・・・。

 

体力体力。

 

 

 

 

 

 

 

昭和に戻るのも大変だ

昭和懐かしい

昭和 良き時代

 

とは言いますが。

一つだけしんどいことがあります。

ITの進化に逆らうこと。

 

私の周りでは、すでに

ーファイル同時アクセス同時編集だの、

ー耳読だの、

ーウエアブルデバイスで健康管理だの

VRだの、

と色々あるわけですが。

 

申し込みや情報のやりとりが「ファックス」

という文化に驚きを隠せません。

 

5年前に事務所を持った時に「ファックス要らないでしょ」

とある方から言われた時は衝撃だったのですが。

なるほどそうだな、とも思ったのですけれど。

顧客ターゲット層を考慮すると必要なのもわかるのですけど。

 

5年経った今でも、申し込みが「ファックス」だけという・・・。

こうした動作の有無だけで、販売数が変わる世界がすでに起きているのに。

どうしたもんだ。困った。

 

そして、今、そのファックス印刷のためのインクを購入するのですが

なんともはや、悲しい・・・。

 

昭和に戻りたくないです。

はい。

こういう昭和の思い出は受け入れられるのだけど…。

ペプシの王冠集めとかね。

 

健康に意識高い系の大失敗

今、すごいチャレンジをしております。

 

それはさておき、そのチャレンジの打ち合わせの前に

いいものを見つけて思わす買ってしまったのがこれ。

もう一日分のビタミンがこれ1本で手に入るなんて!

そして、SPARKLING・・・。ゆず味も気になるな。

爽やかな気分で向かいたいし、これで一度にパワーアップだ!

 

なんて健康。 「健育」 という名前を持つ以上、

これは買い。

ということで、即座に購入しました。

 

お恥ずかしいですが、すぐにそこでオープン。

缶は開けると持ち運びができないので、飲み干す勢いが必要でしたが

そのくらい喉は乾いており、勢いついでに開けてみました。

 

でも、結構「苦味」を覚えるビタミン類が含まれているので

味はどうなんだろう…。

 

ほのかなゆずの香り。

ビタミンらしい若干の苦味はあれど、甘みがしっかりとありまろやかさと

微炭酸の爽やかさ。 

 

ううん。結構悪くない。

美味しい とまではいかないまでも、まあ、OK。

 

へー。何が入ってるのかな…。

と裏面の成分表示をみて、うん、うん。

・・・・・・。

 

 

ほほう。

 

・・・・・・・?

 

「20 g」

「g」

 

これね、1日のビタミン摂りながら、感じない以上の糖分を摂取しているということよね。それも「炭水化物」という表記。

なかなか考えてる(そこ?)。

 

意識高い系の大失敗。

(とほほ)

 

ということで、この日は甘いもの、「炭水化物」を

控えましたとさ。

 

日本はなぜ「ペナルティ」や「罰則」が好きなのか?

何かやってはいけません

何かをやったら罰金

何かをやったら…NG NG

 

という規制があると、何かと一歩踏みとどまって見なければならない。

 

何か社会的に「良いこと」をやったら「加算」

何か社会的に皆が求めていることをやったら「負担なし」

それが資本主義のいいところじゃないのかな。

インセンティブ式にすれば

どんどんいいことが加速するのに。

それが最近のアジャイル型。

↓ こちらとてもいいご紹介なので参考に。

www.nec-solutioninnovators.co.jp

 

決まりを守って社会を楽しく回す。

というほうがいいのではないかな。

それができている人の心は幸せなはずだ。

医療に効くエンディングノート(人生会議とは)

表題の講座を毎月1回地味に数年間開催しております。

参加者の方は主に下記のような感じです。

 

1)医療従事者

→看護師さん、薬剤師さんが主

2)ご家族で人生最終段階が近いという方がいらっしゃる方

3)見送りを一段落して、リマインドを含め自分のことを考えようとする方

4)葬儀関連事業で自ら相談を受ける側になる前・最中である方

5)保険会社の方

6)士業の方

7)終活が気になって様々調べ始めている方

 

1)の場合は、勉強をしたくてやってきたという方から、

なぜここに?という方もいらっしゃいます。

むしろ、現場で溜め込んでいた「倫理的ジレンマ」を、講座の中で吐き出し、

私たちに、「リアル」を架空事例であげてくださったりします。

もっとそれを吐き出して、現場でみんなで対話し合う時間があるといいのでしょうか。

きっとそんな時間もなくお忙しくなさっていることなのでしょう。

部外者なので、余計なお世話とはいえ、

言葉にできない現状を少し感じ、業務改善してでも対話を増やす必要性を感じるのでした。ご参加・ご指導ありがとうございます。ちゃんと受け止めております。

その場合は、言葉の数々を引き出して、「体験・対話式」に講座を変更して

進めていきます。

 

皆、参加者それぞれに語りたいことがたくさんあり、その語を大切にしながら

それをリマインドする時間と共に、そもそも亡くなっていく(命が終わる時とは)

そして、今自分がやっておいたほうが、考えておいたほうが、伝えておくこと

を伝えています。

 

そして、一番重要なことは

それが、その通りになるのかは別問題 ということです。

 

なぜなら、それを随時状況に応じて更新してくれるプロセスが

「ACP:人生会議」だから。

 

この事前に伝える部分とプロセスを分けて欲しいのだけど

この分け方ができずに混同しているから、結構問題なのかもしれない。

 

言葉の定義はこだわると本当に恐ろしいほどに追求されるのでこれも

困ったものなのです。

 

私は、そのことを考え続けることなんだろうと思うので

聞いたり学んだりしたらノートを書くように、

自分のことを考えたら、その時考えたことをノートして

シェアする(特に、自分のことをお願いする人に)

ということの繰り返しをしてもらえる習慣化なのかな。

 

とも。

次回は6月25日 時間が14:00〜16:00に変更です。

働いてる方は午後半休をとってでも!(と言いたいですがご無理なく) 

少人数なので自分のことも話せますし、どうぞお越しください。

www.facebook.com

珍しく宣伝でした。

 

春の新緑に満ちた日比谷公園 2019年5月30日

 

6月前半。選択と集中

医療に効くエンディングノート(人生会議とは)

表題の講座を毎月1回地味に数年間開催しております。

参加者の方は主に下記のような感じです。

 

1)医療従事者

→看護師さん、薬剤師さんが主

2)ご家族で人生最終段階が近いという方がいらっしゃる方

3)見送りを一段落して、リマインドを含め自分のことを考えようとする方

4)葬儀関連事業で自ら相談を受ける側になる前・最中である方

5)保険会社の方

6)士業の方

7)終活が気になって様々調べ始めている方

 

1)の場合は、勉強をしたくてやってきたという方から、

なぜここに?という方もいらっしゃいます。

むしろ、現場で溜め込んでいた「倫理的ジレンマ」を、講座の中で吐き出し、

私たちに、「リアル」を架空事例であげてくださったりします。

もっとそれを吐き出して、現場でみんなで対話し合う時間があるといいのでしょうか。

きっとそんな時間もなくお忙しくなさっていることなのでしょう。

部外者なので、余計なお世話とはいえ、

言葉にできない現状を少し感じ、業務改善してでも対話を増やす必要性を感じるのでした。ご参加・ご指導ありがとうございます。ちゃんと受け止めております。

その場合は、言葉の数々を引き出して、「体験・対話式」に講座を変更して

進めていきます。

 

皆、参加者それぞれに語りたいことがたくさんあり、その語を大切にしながら

それをリマインドする時間と共に、そもそも亡くなっていく(命が終わる時とは)

そして、今自分がやっておいたほうが、考えておいたほうが、伝えておくこと

を伝えています。

 

そして、一番重要なことは

それが、その通りになるのかは別問題 ということです。

 

なぜなら、それを随時状況に応じて更新してくれるプロセスが

「ACP:人生会議」だから。

 

この事前に伝える部分とプロセスを分けて欲しいのだけど

この分け方ができずに混同しているから、結構問題なのかもしれない。

 

言葉の定義はこだわると本当に恐ろしいほどに追求されるのでこれも

困ったものなのです。

 

私は、そのことを考え続けることなんだろうと思うので

聞いたり学んだりしたらノートを書くように、

自分のことを考えたら、その時考えたことをノートして

シェアする(特に、自分のことをお願いする人に)

ということの繰り返しをしてもらえる習慣化なのかな。

 

とも。

次回は6月25日 時間が14:00〜16:00に変更です。

働いてる方は午後半休をとってでも!(と言いたいですがご無理なく) 

少人数なので自分のことも話せますし、どうぞお越しください。

www.facebook.com

珍しく宣伝でした。