医療・介護の鍵diary

健育社代表がガツガツほのぼの医療介護を語るページ

人生会議

アイ・アムまきもと

いよいよ9月30日より全国ロードショーの「アイ・アムまきもと」。 www.iammakimoto.jp 感想は劇場で観てからにしますが、いい話であることは間違いなさそう。 なぜなら、本当にこのような状況で地域でご尽力してくださっている「まきもと」さんは存在するし…

「母と暮せば」誰もが見てほしい作品(オンライン上映決定)

緊急事態宣言になるギリギリの日にママ友と久しぶりに会い、 同じ時期の息子をもつ母目線で長崎の原爆を感じる90分を経験しました。 それは、「母と暮らせば」(こまつ座)です。 パンフレットより 原爆で失った息子の死から3年。生きる力をなくしていたお母…

COVID19で亡くなった人への尊厳 ご家族への尊厳

COVID−19で命を落とされた方とご家族には改めてご冥福をお祈り申し上げます。 病院から搬出され火葬するまでに、家族さえも会うことができない、故人への想いが突然に絶たれ、目の前に死亡診断書と遺骨という形で現れる。この深い悲しみはどこに向ければいい…

台湾のACP(事前指示書?人生会議?)

久しぶりのブログです。 2020年から読売新聞社の医療系サイト「yomiDr./ヨミドクター」 では、人生会議のコラム対象者を長い間募集されていました。 そうこうしているうちにCOVID-19などから、 記事として進む様子はあまりなかったのですが、 最近、コラムが…

本気の人生会議でCOVID19に向き合う 

東京都下や都市圏ではロックダウンに近づいている気配が感じられます。そして、医療介護従事者の現場の皆様、本当にありがとうございます。 エンディングノートを書いたり、セミナーに参加し真剣に自らの命の終い方を考えておられた皆様にお伝えしたいことが…

人生100年時代とは言うけれど

簡単に100年とはいうけれど。 今は、2019年なので、100年前は1919年。 この歳に何が起きたかを見てみると…。 かの、黒澤明氏は100年前に9歳。 クイズがあったのでこちら。 quizknock.com 満州事変が1931年、盧溝橋事件が1937年。その後、日中戦争へと。 戦…

大切な記録を目指す「幸福因子」を満たすプロジェクト

患者さんへのインタビューの仕事などで 命のことを伺う時に、理解していたとは言ってもそうではない、 ということは多々あります。 自ら体験してみて初めて分かることだらけなのでしょう。 今、 「喪失」という体験ではなく 「生きる」という決意のために、 …

エンディングノートに自分史や思い出を書くのですか?

「医療に効くエンディングノート」では、こんな図をいつも利用しています。 尾上正幸様より利用許可をいただき使用しています こちらは、2010年にエンディングノートを日本に初出版なさった方、とされる、 株)東京葬祭 尾上正幸様がご利用になる図を使用さ…

人生会議で話し合った後に一番辛い人は「代理人」

「人生会議」 にて、人生の最終段階の医療やケアについてお話をしよう という推奨が日本でも始まろうとしています。 将来の医療に対する価値観、目標、ありたい姿を話し、周りの人医療者、ケアする人たちなどチームで情報を共有することで個人と患者を支援す…