簡単に100年とはいうけれど。
今は、2019年なので、100年前は1919年。
この歳に何が起きたかを見てみると…。
かの、黒澤明氏は100年前に9歳。
クイズがあったのでこちら。
満州事変が1931年、盧溝橋事件が1937年。その後、日中戦争へと。
戦争へどんどん走り込んでいく日本からは、
100年以上前ではない(そりゃそうだと思うが)。
体感的に100年とは相当の変化を体験できる時間なようだ。
今日本の平均寿命は女性87歳、男性81歳になっているけれど、戦中・戦後時代を幼少期に経験してきた人たちが今、介護施設にはたくさんいらっしゃることになる。
彼らはここまで長く生きられるなんてことは想像できたのだろうか。
生きてること自体がまるもうけ。
それに尽きるのではないかと感じる。
焼け焦げた死体を横目に青山墓地のエリアを歩いたことをお話くださった男性。
鼻につく焦げた匂いを忘れないと。
そして、子供や孫に囲まれて幸せだということをお話ししていました。
そういう方たちに私たちは何をして差し上げられれば良いのだろう。
私たちよりも彼らの世代の方が死への恐怖を体感しているのではないか、
無情の世界を感じているのでは・・・と思う。
どれほど戦争の恐怖を感じていたのだろう。
未来の変化の加速度は止まらない。
どこへ向かうのか、どこへ行くのか。
それを決められる自由は守られるのか。
そんなことを自分が後〇〇年いききることへの考えをめぐらしてみる。