表題の講座を毎月1回地味に数年間開催しております。
参加者の方は主に下記のような感じです。
1)医療従事者
→看護師さん、薬剤師さんが主
2)ご家族で人生最終段階が近いという方がいらっしゃる方
3)見送りを一段落して、リマインドを含め自分のことを考えようとする方
4)葬儀関連事業で自ら相談を受ける側になる前・最中である方
5)保険会社の方
6)士業の方
7)終活が気になって様々調べ始めている方
1)の場合は、勉強をしたくてやってきたという方から、
なぜここに?という方もいらっしゃいます。
むしろ、現場で溜め込んでいた「倫理的ジレンマ」を、講座の中で吐き出し、
私たちに、「リアル」を架空事例であげてくださったりします。
もっとそれを吐き出して、現場でみんなで対話し合う時間があるといいのでしょうか。
きっとそんな時間もなくお忙しくなさっていることなのでしょう。
部外者なので、余計なお世話とはいえ、
言葉にできない現状を少し感じ、業務改善してでも対話を増やす必要性を感じるのでした。ご参加・ご指導ありがとうございます。ちゃんと受け止めております。
その場合は、言葉の数々を引き出して、「体験・対話式」に講座を変更して
進めていきます。
皆、参加者それぞれに語りたいことがたくさんあり、その語を大切にしながら
それをリマインドする時間と共に、そもそも亡くなっていく(命が終わる時とは)
そして、今自分がやっておいたほうが、考えておいたほうが、伝えておくこと
を伝えています。
そして、一番重要なことは
それが、その通りになるのかは別問題 ということです。
なぜなら、それを随時状況に応じて更新してくれるプロセスが
「ACP:人生会議」だから。
この事前に伝える部分とプロセスを分けて欲しいのだけど
この分け方ができずに混同しているから、結構問題なのかもしれない。
言葉の定義はこだわると本当に恐ろしいほどに追求されるのでこれも
困ったものなのです。
私は、そのことを考え続けることなんだろうと思うので
聞いたり学んだりしたらノートを書くように、
自分のことを考えたら、その時考えたことをノートして
シェアする(特に、自分のことをお願いする人に)
ということの繰り返しをしてもらえる習慣化なのかな。
とも。
次回は6月25日 時間が14:00〜16:00に変更です。
働いてる方は午後半休をとってでも!(と言いたいですがご無理なく)
少人数なので自分のことも話せますし、どうぞお越しください。
珍しく宣伝でした。