医療・介護の鍵diary

健育社代表がガツガツほのぼの医療介護を語るページ

失敗からの成功?

些細なことですが、ここ数年パンを自前で焼いています。

もちろん、手間のかからない

「測って投入、ボタンを押せば出来上がり」

の食パンばかりです。

 

「測って」についても、「ワンパケ」を2セット一度に作ります。

1セットはそのままホームベーカーリーの中に全ての材料を測り入れてセットまで。

もう1セットはタッパーに入れて冷蔵庫保管。

セットには「薄力粉、全粒粉、砂糖、塩、バター」の一式。

 

数日後に、そのままバサッと投入し、牛乳とドライイーストを加えるという、

お手軽パターンです。

 

今回は…その冷蔵庫保管のものを投入して

牛乳を入れた状態でセットしてしまいました。

 

仕事に没入してふと突然…「イースト入れてなかったような」

 

と思い出し、こね回した状態の小麦粉の上からドライイーストを追加し…。

もう一度最初からセットしました。

おかげでお昼に焼きたてパンを食べるには間に合わなかったわけですが。

 

すると、失敗からの成功が。

 

おそらく、こね回しておいた時間がプラスされて、パンのきめ細かさが高まり、かつ、発酵もうまくいったという結果になりました。

売れそうな感じのサイズとキメ。

翌朝のピザトーストになりました。

 

パンとあらばピザトーストかタマゴサンド、時折ハムが加わって豪華になる程度。

 

もう少しレパートリーが欲しいなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

死を対極的に感じている人たちの「まとめ」は一緒だった

数日の間に二つの意見を聞いた。

 

「人ってあっけなくあっという間に死んでしまうのよねー」

 

という言葉。

その方は共同で何かをやっていこうと企画し、組織し、実践へ向けて話をしてきたかたたちのうち、2名の方がここ数年であっけなく亡くなってしまった、という経験をしました。

つい先日まで元気だった、それなのに今はもういない、という感覚。

 

一方で、

 

「人ってそう簡単には死なないし、死ねないんだね。」

 

という一言。

こちらは、介護をしながら働く女性からの言葉。家族が力を合わせて認知症のご親族の介護を行なっています。

私たちは衛生環境か改善し、たくさんの治療法を手に入れて、今があります。

「生きるってなんだろう」と感じてしまうから出てくる言葉なのかもしれません。

 

 

私も最近は、後者が多いかな・・・。

 

「病気になっても、病気とともに生き続けることをもっとポジティブに考えられるようになっていたい、

今ある力を頼りに、前向きに生きていくには、どう心や社会をシフトさせていくことが求められるのか」

 

などと、考えている昨今です。

 

年齢を重ねるということを「受け入れる」社会。

 

今のありのままを受け入れる 社会。

 

受け入れられずに苦しんでいる方、

それを受け入れる環境を持てずにいる方、

多いと思います。

 

私も、そういう思いにかられること多々。 

 

でも、

 

 

そんな大局的な言葉を発しながらも、結論は一緒でした。

 

 

「今を大切に、健康を維持しながら過ごすこと」

「今を楽しく、充実した日々を送る・重ねること」

 

でした(笑)。

 

以外にこれは難しいのかもね。

周りがそうさせてくれなかったり、様々な環境に囚われてしまったり。

 

「健育®︎」は難しいのですね。

 

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健康の定義を見ると満たすものを変えていく事になる

 

 

 

風疹を防げ!クーポン券が届いたらぜひ受診を

厚生労働省が風疹の拡大に対して、追加対策を行なっています。

 

風しんの追加的対策について|厚生労働省

 

www.youtube.com

 

みなさんが感染源になり未来の子供達に障害を与えてしまったとしたら、取り返しつかないですよね。

是非、ジェントルなおじさま達はクーポンが届いたらすぐ受診を。

受診できる医療機関はこちらで検索。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/index_00001.html#h2_free2

 

ちなみに東京都では5260の医療機関がpdf・・・。

ちょっと萎えるけれど、未来のために是非。

 

 

人生会議の啓発が始まりました

厚生労働省

2019年度に「人生会議」(アドバンス・ケア・プランニング)の啓発を行うとされていましたが、吉本興業様との啓発事業が始まったようです。

 

今回、色々な問題をはらんでいる話題の吉本興業様ですが、北海道では「みんわらウイーク」という道民笑いの日を盛り上げるイベントの中の一つとして、「芸人人生会議」が繰り広げられたみたいですね。

すごい。まずは笑って認知レベルをあげるという事でしょうか。

 

Twitterの投稿からは、芸人さんがそれぞれ人生の最期に何をしたいか

 

をお笑いで展開したようですね。

 

それ以上に、芸人さんの進退が気になるマスコミさんの取材があったようなので

啓発としてはシナジーを呼んだというシニカルな結果とも言えなくもない。

 

*******

以下は、各社がニュースとして記載した「人生会議の部分」(抜粋)です。

記事のメインストリームは芸人さんの進退の話題。

 

<エキサイト社>

同ステージでは、人生の終わりまでどのように過ごしたいか元気なうちに話し合いをしておくという厚生労働省がすすめる「人生会議」を、芸人が先生となってネタとトークで紹介。銀シャリアインシュタインハイキングウォーキングが“先生”としてネタを披露し、つちふまズが進行を務めた。

 

<Oricon社>

同イベントは、吉本興業厚生労働省とのコラボステージで、人生の終わりまでをどのように過ごしたいかという「人生会議」を“芸人先生”がネタとトークで紹介。

 

www.mhlw.go.jp

 

*************

奇しくも同じ時間帯に、私はリアル人生会議のお話をしておりました。

 

進行癌とともに生きるAYA世代の方がお越しになり、そのかたはしっかりと先生と対話をして過ごされておりました。

治療についても悔いのない方法を取られていました。

そして、治療の辛さ、しんどさも。代替医療も試したという事も。

 

どこで療養したいか、その時周囲を繋ぐ医療従事者さんはいるか、相談をどのようにしているか、など…。

 

そして、私がお伝えした事としては、伝えたいことはしっかりと伝え、書いておいたほうがいいことは書いて、皆で生き切る支度をする

ということでした。

なかなか書けない

とお話しされていましたが、一歩踏み出して欲しいなと思いました。

ご自身、そして、周りのみんなが生き切るを支えるような言葉・思い。

 

「そう、変わっていいので。」

 

でも、「ありがとう」の思いだけは先に残る大切な人たちに残して欲しいな

と思いました。

www.facebook.com

 

引用記事

ハイキングウォーキング、吉本騒動の質問にきっぱり「みんなやめません!」 | ORICON NEWS

銀シャリ、吉本騒動質問を告知でかわす「漫才を見ていただけたら…」 (2019年8月3日) - エキサイトニュース

 

#人生会議 #みんわら 

 

 

 

 

 

 

 

 

医師の不摂生・不養生にいかがですか?

ヘルスケアログ(心拍数、1日の歩数、睡眠、運動など)の取れる腕時計型デバイスが次々と手頃に安く販売されてきています。

高いものではアップルウオッチですが、Fitbitなどは様々なクラスのものがあり、手頃な数千円ですむものから、高額なものまで様々です。

 

私は昨年末ごろにある程度の測定をした後しばらく利用していませんでしたが

睡眠の確認がしたいがためにFitbitを購入しました。こちら。

https://amzn.to/2Ovn38f

 

時計と同じように使えるほか、音楽もダウンロードでき、運動のログ、そして私の場合、最大の狙いである「睡眠」のフォローを行うことが目的でした。

買って正解。

腕時計以上の楽しみが味わっており、記録が楽しくなっています。

 

そして、タイトルのお話。

こうしたヘルスケアログをつけていた某先生との会話。

 

私も、仕事で引きこもって「書き仕事」をしていると、1日の歩数は「4000歩」あるかないかでした。

これでは、あっという間にサルコペニアになってしまう!(すでに微妙)

とどうすれば1日8000歩を維持できるか、ということを考えておりました。

 

 

 

 

その開業している先生も、同様だとのこと。

クリニックではほとんど定位置に座って診察していますから、ほとんど歩かないそうです。

その通りですよね。確かに。診察で忙しい場合は1日で「3000歩程度」とのこと。

訪問診療で車移動ともなれば、あまり歩いてない、ということですよね。

 

医師の不養生をどうするか?

 

そんなの関係ないだろう、君たちに言われたくない、というお気持ちもわかりますが、

医療を支えている先生が健康から離れた生活を送っているのは如何なものか、と思うわけです。指導もされていますよね。

 

「1日8000歩は歩きましょうね!」

と言っている先生。先生は何歩歩いてますか?

 

あるコミュニティで、スクワットできるイスが紹介されていました。

こちらは座ったまま上下できてスクワットができるという「ながら」運動グッズ。

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MIZUNO(ミズノ) 健康用具 トレーニング椅子 スクワットスリール C3JHI80255 ブラウン

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医師の不養生

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私は昨年末ごろにある程度の測定をした後しばらく利用していませんでしたが

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こちらは、時計と同じように使えるほか、音楽もダウンロードでき、運動のログ、

そして 最大の狙いである「睡眠」のフォローを行いたかったのです。

買って正解。

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そして、タイトルの通り、こうしたヘルスケアログをつけていた某先生との会話。

 

私も、仕事で引きこもって「書き仕事」をしていると、1日の歩数は4000歩あるかないかでした。

これでは、あっという間にサルコペニアになってしまう!(すでに微妙)

とどうすれば1日8000歩を維持できるか、ということを考えておりました。

 

 

 

 

その開業している先生も、同様だとのこと。

クリニックではほとんど定位置に座って診察していますから、ほとんど歩かないそうです。そうだそうだ。

1日で3000歩程度とのこと。訪問診療も車移動ともなれば、さらに歩いてない、ということとなる。

 

医師の不養生をどうするか?

 

そんなの関係ないだろう、君たちに言われたくない、というお気持ちもわかりますが、

医療を支えている先生が健康から離れた生活を送っているのは如何なものか、と思うわけです。

あるコミュニティでは、スクワットできるイスが紹介されていました。

こちら、ぜひお試しください。

(私も必要?)

サラリーマンの通勤というのは以外にも歩数確保に十分すぎるほどのものでした。

満員でなければ、都心部の電車移動は健康にいいのかもしれません・・・。

 

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タスクシフティング

先週行われた「モダンホスピタルショー2019@東京ビックサイト」での展示で多く見られたのは「働き方改革」という言葉でした。

 

そして、現在、次々と医師の働き方改革を進めるためのタスク・シフティングに関するヒアリング結果の各所轄学会等から提出されています。

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6月から始まり明日26日は第3回目。

各団体様からの提出内容が非常に特徴あるものになっています。

読み応えがあってこれを一体どう調整していくのかと思う。

何れにしても、2020年春には何かが起こるということですね。

www.mhlw.go.jp

医師会からは、法を基に「医師の監督下でのシフティング」という前提が述べられています。

そして明日26日の資料では、看護師さんたちの業務について看護協会様からの提案。

ここ数年の間、看護師補助さんと看護師さんとの業務についてはタスクシフティングが実際行われてきました。

この先は医師の指導の下でできることを挙げられていますが、そもそも12年前にシフトが求められている事項が他の医療従事者へシフトしきれていないことも提示されており、まずはそこを全てシフトしてから、と示されていることも大事なことです。

 

そして薬剤師さんの業務については、医師からシフト可能とされていますが

ここで重要なのはやはり、

患者さんの疾病情報を知るルートが重要

ということではないかと思います。処方箋だけで疾患の推論をするのではなく、診断あって治療あり、なのですから、そこを知る「正式なルート」がないままシフティングは

しないで欲しいと願っています。

 

また、事務的な業務についての洗い出しができておらず、「業務の移管先」などが「該当なし」となっています。

なし?

タスクが増えるということは人数を増やしたり効率を上げる必要があるのですが、

どのように影響するのでしょうか。

 

先日、薬剤師は病院実習を強化するようなお話が出ていましたが、

その背景にはタスクシフティングの影響があるのですね。

 

日本産科婦人科学会の先生たちの提案は、助産師さんとのシフティングがうまく行けばいいなと思った次第です。しかし、そもそもの医師の人数が減少しているので

共に助け合おうという姿勢がとても出ている気がします。

 

私見ばかりですけれど、読み応えありますのでぜひご覧ください。

また、その前にやっておきたいことはどんどん進めておきたいところですね。