医療・介護の鍵diary

健育社代表がガツガツほのぼの医療介護を語るページ

死を対極的に感じている人たちの「まとめ」は一緒だった

数日の間に二つの意見を聞いた。

 

「人ってあっけなくあっという間に死んでしまうのよねー」

 

という言葉。

その方は共同で何かをやっていこうと企画し、組織し、実践へ向けて話をしてきたかたたちのうち、2名の方がここ数年であっけなく亡くなってしまった、という経験をしました。

つい先日まで元気だった、それなのに今はもういない、という感覚。

 

一方で、

 

「人ってそう簡単には死なないし、死ねないんだね。」

 

という一言。

こちらは、介護をしながら働く女性からの言葉。家族が力を合わせて認知症のご親族の介護を行なっています。

私たちは衛生環境か改善し、たくさんの治療法を手に入れて、今があります。

「生きるってなんだろう」と感じてしまうから出てくる言葉なのかもしれません。

 

 

私も最近は、後者が多いかな・・・。

 

「病気になっても、病気とともに生き続けることをもっとポジティブに考えられるようになっていたい、

今ある力を頼りに、前向きに生きていくには、どう心や社会をシフトさせていくことが求められるのか」

 

などと、考えている昨今です。

 

年齢を重ねるということを「受け入れる」社会。

 

今のありのままを受け入れる 社会。

 

受け入れられずに苦しんでいる方、

それを受け入れる環境を持てずにいる方、

多いと思います。

 

私も、そういう思いにかられること多々。 

 

でも、

 

 

そんな大局的な言葉を発しながらも、結論は一緒でした。

 

 

「今を大切に、健康を維持しながら過ごすこと」

「今を楽しく、充実した日々を送る・重ねること」

 

でした(笑)。

 

以外にこれは難しいのかもね。

周りがそうさせてくれなかったり、様々な環境に囚われてしまったり。

 

「健育®︎」は難しいのですね。

 

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健康の定義を見ると満たすものを変えていく事になる