以前、当方が「医療に効くエンディングノート」のセミナーを行っていた時代に使っていたのは2016年のデータでした。
令和4年の高齢社会白書が出ており、久しぶりに「平均寿命」と「健康寿命」についてのデータが更新されていました。
・健康寿命を最大化させることと
・健康でない可能性10年を考えること
が人生100歳時代のどう過ごすか、という両輪なのかな、と思っています。
100歳まで元気でいるために重要なことをする:例えば運動・睡眠の適正化
はもちろんのこと!
今の日本の医療水準や方法がこのまま、という過程であれば
統計的には差分をするのは誤りなのですが、
健康寿命と平均寿命の差の年数が
(男性で9−10年、女性は12年)
「日常生活に何らかの不具合」を持った状態で生活しつつ徐々に身体機能が低下したりしながら寿命を完遂する時期。
ここの想定って本当に難しいわけですが、
・医療費と生活費の問題はこの年数分を持つよう準備
・望む医療について、考えておくこと
はやはり重要なんじゃないかなと思うのでした。
2015年にブルーオーシャンカフェがオープンした際、こちらでぜひセミナーをやらせてほしい、とお願いをして、第1回目の開催となった時の写真です(現:株式会社ハウスボートクラブ 代表取締役会長CEO 村田ますみ様より提供)。
このカフェも今はクローズされ、海洋散骨等への本業へ集中されておられます。
この7年の間に、医療の診療報酬の中にACP(Advance care planning)が盛り込まれ、さらにその必要性はあるものの、なかなか、向き合うということは難しいのですよね。
今、私の世代の「親」たちが、いよいよその人生最終段階?(と言っていいのかわかりませんが)医療・介護に接する機会が増えてきています。
このセミナーの内容をそろそろ更新しようかな。
そして、今、いよいよ「かかりつけ医」について制度が動き始めています。
私は、「かかりつけ医」と「ケアチーム」に恵まれることが一番いい最終段階なんじゃないかなといまだに思っています。