高齢者住宅・有料老人ホームなどで運営者と入居者がうまくいっている場所の特徴
私の「知る限り」とお断りしてのお話です。
いわゆる「高齢者住宅」を展開している事業者様、経営者様のお話を伺いながら感じることがあります。
それを忘れぬうちに書き留めたいと思います。
入居紹介が「勧誘」「営業」になっていないこと
言い換えれば、納得して入居できるかどうかの意思決定プロセスを適切に行なっていること
です。
施設見学の時に、「施設の方針」「信念」「看取りへの思いや考え」「できること、できないこと」
を包み隠さずにはっきりと伝え・受け取られているか
のように思います。
そんな、当たり前じゃないのか、
と言うかもしれませんが、その深さが違うように思います。
私たちは、当然ながら転倒の予防に備えています。
しかし、今のリソースでは2時間に一度の見守りを行う人材の中、
転倒が起きてしまうことはゼロにはできません。
ゼロにするならば、残念ながらご本人を拘束せざるを得なくなります。
私たちはそれはご本人の尊厳を守っているとは思えません。
故意ではない転倒が起きてしまうことがある、と言うこと
誰しも転びますし、怪我も時に起きてしまいます。
「ご本人の意思がある以上、行動にできる限り制限をかけないことをお許しいただけるかどうか、その場合は怪我もありうることをご理解の上、ご検討ください。」
と、言い切るそうです。
これは、職員も利用者さん両者の「尊厳」の価値観に対する同意だと思います。
ここができているかどうか。
人生の最終段階を送る「場所」について、一般的に6割が「できれば自宅で」
とアンケートなどで回答しています。
最近では私は「集合多世代住宅」に住みたいと思うようになっています。
その時は上記のような関係性が見える場所がいいなと思います。
(写真以下投稿内容とは全く関係ありません)
こちら新しい渋谷の象徴「渋谷ストリーム」(2019年12月撮影)
新しくなった銀座線渋谷駅にはまだ行ってないですが、しばらく渋谷の予定はないな…。