今のドラマでハマっているのは、インハンド。
山下智久様演じる寄生虫やらウイルスやら顕微鏡の世界が大好きな基礎研究者のお話です。漫画をほとんど読まない私は、最近、漫画力をテレビドラマ化されて感じる昨今。
今回このドラマの話ではなく、内容です。
寄生虫、ウイルス感染症などを身近に感じていただける良さがあります。
交通網が発展するにあたり、世界の裏側で起きている疾病に突然襲われることはありうるので、娯楽の中でインプットしていただくには大変ありがたいことです。
第6話では、ドーピングがテーマでした。それも遺伝子ドーピングでした。
(以上前振り)
「遺伝子」については、
いよいよ今年から医療でも本格的に遺伝子検査が進んでいきます。
(詳細は別の機会に)
待って?結構あちこちで検査できるって言ってるじゃないの。
と思う方もいらっしゃると思います。直接自己購入できる主なものはこちら。
仕組み作りが後手に回ってしまった、としか言いようがないです。
既に商業化されてしまい、先行してしまったための問題。
私は既に数件の「遺伝子検査関連」
の仕事を承ったことがあります。
どうしてもモヤモヤして ポジティブに仕事を受けることができないでいます。
商売人ならば、ガンガンにコマーシャルをかけましょう!と割り切ってSEOや
検索履歴を使い、PR広告を展開させましょう!と言うでしょう。
できない理由は一つ。タイトルのまま。
『医療情報、遺伝子情報』は究極のプライバシー。個人情報。
それなのに、今は、
「企業」や「検査会社」などが持ち合わせてしまうのです。
そして、2次利用にだって使われてしまう可能性があるのです。
「大きな文字」で
その事実について、合意を交わしているものがどれほどあるのでしょうか。
昨日、FB同業系仲間のかたが下記を紹介してくださった。
タイトルの部分に響いたわけではないのです。エストニアがなぜ電子化で機能できているのか、その源流はここだと思ったからです。下記の文章です。
「たとえば、エストニアでは人々がよく「Transparency(透明性)」という言葉を口にする。約30年前、旧ソ連から念願の独立を果たした彼らは、そもそも不正ができないような仕組み、つまり情報の透明性を高めることに挑んだ。その結果、今日のエストニアでは個人にデータの主権が移り、自分の個人情報にいつ誰がアクセスしたのかを、チェックすることが可能となった。自分で情報の公開範囲も管理できるため、「誰に自分のデータを見られているかわからなくて不安」という電子政府化に際する懸念が拭い去られた形だ。」
ここに踏襲されていました。
どうしても何かと新しく発見される技術に対して、それを「測定」したり「記録」
したりする場合に、出てくる壁。
これを進めていくことこそ、次の時代に進める第一歩です。
どんどん発見スピードが高まる中、一番大事なことだと思います。
保険業や金融、医療と同レベル、それ以上に大事なことだと思います。
そして、必ずこのリーダーシップをとることが求められるのは
行政
です。
どうする、と言う自分の行動まで落とし込めずにモヤモヤする中ですが
自分がすすめるものしかPRできないと言う思いを投稿しました。
(私に聞こえてきていないだけならいいので、ご存知な方教えてください)