遠隔医療システムを用いた「オンライン診療」は、
2018年より導入されましたが、半ば試験的導入のようになりました。
現在、求められている離島での専門医療が必要な際や希少疾患での専門医とをつなぐ定期診察の一部など、限られた場所で様々な知見が集まっていると思われます。
問題はいくつかあり、送信の遅れについては5Gが始まることでクリアできそうです。
でも、手元にあるスマートフォンでビデオチャットするだけでは診療は実際難しい。
と思っていたうちの一つが、「耳」。
耳からの診察・聴診器が当てられないこと。
そこを解決するハードが出てきました。
こちらの先端に取り付けてあるのは、今先生たちがご利用の聴診器。リットマンとか諸々の聴診器の先端を活用します。
その先のゴムチューブから耳へのルート、そこにハミングバードを取り付けるのです。
先端は、既存の「納得いく心音を取れる」ものでその「音」を電子化データ化してしまうということ。
これならば、
在宅で訪問看護師さんや、薬剤師さんが聴診器をあてる
先生は遠方でもビデオでその位置を見ながら音も同時に送信されてくる。
遠くに目と耳ができたことになりますね。
センシングでの問題は、医療機器申請。
先端は「医療機器」なので、クリア。
遠隔診療の本格稼働へ向けて、着実に進んでいますね。
弊社のオンラインコミュニケーションは機材と一緒に自分自身の話し方、映り方を学もの。ぜひこちらも関心あればお問い合わせください。