医療・介護の鍵diary

健育社代表がガツガツほのぼの医療介護を語るページ

「応援ガール」の密かなシンガポール、マレーシア進出

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「足ガール」と称し、私とデザイナーのわこ氏の企画にて発売した

「応援ガールの日常」というLine Stamp。

 

●表側のテーマ:「うちわ」を使ったJKスタンプを作り、ジャニーズファンたちで

楽しく会話を繰り広げて欲しい。

●裏側のテーマ:どんどんお金を吸い上げられるので、ここで代金回収だ!

 

という思いで始めました。

 

ジャニーズを応援するJKの声。

次第に母もジャニーズに次第に足を向けている姿。

がスタンプとなっています。

イラストは少し昭和な空気を感じる「セーラー服」を採用。

毎月の売り上げは… 100円単位 (笑)。

 

久しぶりにスタンプ使用分析を見てみると。

突如とシンガポール、マレーシアでのスタンプ使用回数の増減が見られます。

 

彼らは一体どのように何で活用しているのだろうか…。

Line Stampで売り上げたお金で出かけてみたい。(…いつになる?というより無理だろう)。ということで、是非ともジャニーズファンのお子様、ご家族に推薦をお願いします。

 

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そのほか、わこ氏は ほのぼの星人 なんと草加せんべいの パリポリ君と

スタンプ製作者として次々展開しております。

こちらほのぼの星人

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こちら最近発売された パリポリくん2

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是非ともこれからもよろしくお願いします。

そして、シンガポール、マレーシアにスタンプの利益で行く!

を支えてください(笑)。

 

 

 

ゲーム世代

僕たちはゲーム世代なので 別に何とも…。

 

あるゲームを実践した大学生の反応。

ある講師の先生からコメントとして伺った。

 

大人たちが子ども達に楽しく夢中にさせるゲームという名のハコ。

この箱の中で次々とのめり込む仕組みに「ハマって」過ごしてきたんだよね。

 

大学生になり自らを振り返るとそうした箱の中に入っていた自分を客観視するのでしょうか。また「箱に入れられてる」という感じなのかな。。。

そのゲームは何故?どのように?作られたのか、今、なんでそれを自分が大学でやっているのか(というよりやらされていると感じるのか)を考えることはないのかな。

 

自分事ではないだけなのかな。

 

 

「ゲーム」の擬人の世界で感じた世代。

未来をどう作り上げるのかな…。

 

「リアル」

がつまらないと、ギャップに悩んでいるとしたら

リアルを作り上げている先代の大人たちの問題なので、作り変えてしまったほうが

速いかもしれませんね…。

 

そんな話を先日ある方と話しました。

 

最近出会う30代がとても面白いです。

 

先取り五月の甘味処。(懐かしい写真より。お腹空いたなー。)

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全ては電波次第

実は突然、通信状態がおかしくなり、復旧に時間がかかりました。

既にルーターを長年(確か5年は経っている)利用していたので、

限界だったのです。

既に購入して2週間が経っていたのですが、放置していたこちら。

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未然の対応として購入していた矢先のことだったので、すぐにセットアップできる!

などと、ノリノリで始めたら(本音はセットアップ面倒嫌い派)。

 

繋がらない。

 

電話サービスで方法を確認してもどれをとっても無理だったので、

結局ルーターのお取り替えという結論に。

待てないので慌てて購入した秋葉原へ打ち合わせの後にせっせと向かうことになりました。

 

さて、戻って対応だ!

という時に、一言隣からの声。

 

「インターネットケーブルを10分以上抜いてから設定したの?」

 

…。書いてある。確かに。とても小さく。

 

 

…。できたできた。

ということで、エレコムさん、おそらくは余計な交換をさせてしまった可能性があります。ごめんなさい。

 

今回の諸々のトラップ。

結局はこうした通信環境の整備を整える、整えられるかどうかが

オンラインでの医療や介護ほか、情報提供サービスには必須、ということですね。

(当たり前やろ、と思うけれど、高齢者世帯でそれをどう作り上げるかが

一番の課題なわけです)

 

新しく設定したルーターWifi を繋げての投稿です。

サクサク動いて、この先テレビほかの通信環境とも繋がる可能性が広がる大元に

セキュリティ対策が組み込まれているというのは安心ですね。

 

ちなみにルーターなどは消耗品として、お安い場合には2、3年で交換するといいそうです。

 

 

 

 

新年度を迎えて 次のステップ

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健育社 ホームページを刷新致しました。

研修事業をお得意様向けにカスタマイズしております。

研修内容は「コミュニケーション」「倫理的思考」が軸になりますが

◆薬剤師としての視点

消費生活アドバイザーとしての「顧客」視点

◆臨床倫理を学ぶ視点    

という、視点軸を多様な部分からアプローチします。

 

1)オンライン診療

医療での導入はかなり限定されてしまいましたが、石橋をたたいて渡るためには必要だったと思います。なぜなら、「診療」としての適応範囲の問題はやってみないことには

わからないことばかりだからですね。

でも、必要で待ち望んでいたケースもあるわけで、柔軟なことができればいいのですが…。

研修を展開できる理由が1つあります。

 

オンラインMR様向けの研修を受託している実績

があり、その内容に診療要素を考慮したコンテンツを現在準備中です。

 

2)製薬企業様こそ オンラインMR 時代

訪問規制が厳しい中、オンラインでの会議はもはやビジネスフィールドでは

当たり前になっていますね。

MRの情報提供もオンラインで実践できる状態が医療機関側でもずいぶん整ってきています。一番の問題は、通信事情ということになるわけですけれど、

「声」「表情」「映像を通したコミュニケーション」

はスキルが必要です。日頃の会話とは少し事情が異なります。相手が側にいないからこそ注意することがあります。

無意識を意識し、無意識でもできるようになる導入をご検討、新規ご検討の企業様は是非ご活用・ご用命ください。

 

 

カスタマイズが軸となりますのでお問い合わせください。

4月5日は下記セミナーを開催します。

新しく医療や介護で始まった事をいくつか紹介し、その一つである「人生の最終段階における医療・ケア」についてお話します。

医療・介護 2018 「人生の最終段階」

 

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医療・介護ってベルトコンベアー?

 

人生の最終段階における医療の普及・啓発在り方検討会 アンケート結果その1

人生の最終段階における医療の普及・啓発の在り方検討会が終了しました。

最終の報告書が31日までには出されるものと思われます。

5年ごとに行われていた意識調査についての報告もなされました。

●調査結果 サマリーその1 

平成29年12月5日~29日に郵送による自記式質問・調査票の送付回収が行われいます。

対象者(回収人数、回収%)は国民(n=973,16.2%)、医師(n=1088,24.2%) 、看護職員(1620,27.0)、介護職員、及び各施設長(n=537,26.9%)です。

病院の医師や看護師は人生の最終段階に特に関わると思われる方へ選定するよう依頼しているとのことです。

 

<考えたことがあるのは6割だけど、家族や医療関係者と話しているのは4割>

 

●人生の最終段階における医療・療養について考えたこと

考えている人は一般国民59%、医師89%、看護師82%、介護職員は80%

だが、家族や医療介護関係者と話し合ったことがある(詳しく、一応の合計)

一般国民39.5%、医師60.6%、看護師51.8%、介護職員は50.1%

※H25はそれぞれ4割、6割、5割強

…医療従事者には高まってきたものの、国民は4割止まり。

医師が少し高めな点はやはり直面することが多かったり、様々な責任者であることから、周りの方に伝えているのだろうと推察しました。

考えている人が半数を超えているのであれば、あとは伝えることに繋げる策が必要ですね。これがとに各大変なのですが、既にお伝えしているものの、難しい。

前回調査から現在までの間に活動してきたものの、調査の中での「国民」の割合が上がらないというのはどういうことか…。

という残念な結果です。今回GL改定や 診療報酬で逐一「プロセス」実践が謳われたので実施は増えるでしょう。

ただし、どのようにするかが問題であり、救って欲しい人にいきなり宣告されるような印象を持たれてはいけないと思うのです(私の懸念点はここです)。

 

<事前指示書は賛成は7割程度だが、そのうち書いている実践者は1割を切る>

 

●事前指示書の作成賛否

賛成であるとの回答、一般66% 、医師77.1%、看護師78.4%、介護職員76.0%

賛成回答者のうち、作成しているのは一般8.1%、医師6.0 %、看護師3.7%、介護職員2.7%

※事前指示書とは…

自分が意思決定できなくなった時に備えてどのような医療・療養を受けたいか、あるいは受けたくないかなどを記載した書面を言います。こちらも5年前と変化ほぼなし。

そして…書いている人は!少ない。

驚く事に 「書く事賛成」と言ってる医療・介護従事者の書いている割合の少ない事!

 

代理人の指定に賛成は60~80%で実際選定しているのは20~30%>

●代理に意思を決めてくれる人の選定

賛成:国民63%、医師74.8 %、看護師74.4%、介護職員77.8%

賛成回答者のうち選定しているのは一般22%、医師31%、看護師24%、介護職員17%

 

代理人の指定は医療・介護従事者からその人の意思やケアを考えられる人、切り盛りしている人を「キーパーソン」と呼び、その人を軸に家族などから得る本人の意思を想定しているのですが…。

ここで興味深いのは、指示書書いてないけど、託す人を決めている という従事者が多い点。

つまり、意志決定は人生最終段階において、ご本人では難しいんだという実情を多く経験しているからなのかもしれません…。

 

<アドバンス・ケア・プランニングという言葉の浸透はこれから、実施賛成は6~8割>

●アドバンス・ケア・プランニング(ACP)認知度

よく知っている:一般国民3.3%、医師22.4%、看護師19.7%、介護職員7.6%

ACPの賛否

賛成:一般国民64.9%、医師75.9%、看護師76.7%、介護職員80.1%

 

…え?

アドバンス・ケア・プランニングとは、人生の最終段階の医療・ケアについて、意思に沿った医療ケアを受けるために、ご家族等や医療介護関係者等とあらかじめ話し合い、また、繰り返し話し合うこと(Advance Care Planning : ACP)

 

です。国民はさておき(これもね…啓蒙が大変)

この言葉を知らない

のだとと思われます。

なぜなら、現場では度々「どうする」という思考が繰り返し行われているはず。(でないと看取れるわけがない)。あるいは医師・看護師の一部で完結してしまっているのか?

また、ACPに賛成とする方の割合は、医師・看護師に対して介護職員が一番高い点は

興味深い結果です。つまり、話し合って周りでのコンセンサスを得たいという思いがあるものと思われます。

<実際、話し合いができているのは60~70%>

●医療介護従事者のみ

患者(入所者)との話し合いの実態

担当する方の人生の最終段階の医療・ケアについて本人と十分な話し合いができているか(意思が確認できない場合は患者本人の意思に基づいて家族等との話し合い)

十分、一応行っている→ 医師65.1%、看護師61.3%、介護職員55.7%

ほとんど行っていない→ 医師13.1%、看護師16.2%、介護職員30.9%

…これをどうとらえるか

回答者の配属先や業務による差がここに現れると思うので、捉え方は慎重にしたいところだ。あとはこの話し合いをどのように誰を集めて行っているか

という状況もあるかもしれない。十分かどうか、という点からいえば、十分行っているとの回答割合は各々27.3%、看護師17.5%、介護職員18.5% 

なので、もう少しここが加速度的に伸びて欲しい…。

損害保険会社の出身の方で、介護施設をクライアントにしている方は、

「畑川さんが話しているような、話し合いが行われているのは考えにくい」

といわれたことを覚えている。恐らくは、人員、時間の面でそこに回っていない状況があるのでしょう。

 

話し合っている、の回答者にいつ?という質問に「死期が近づいているとき」

という割合が多いのは当然と言えば当然であるが、代理人もこの時期ということのようだ。

 

更に医療・介護職員の方への質問部分はその2に…。

 

もっと詳しくご覧になりたい方は23日の資料はこちら。

ぼそっと一言

12月に行った調査ですが、郵送での返答となると、回収~集計までの労力本当にご苦労様です。回収率がもう少し高くなるには、何等か方法が必要かな…とも思います。

 

 

 

 

 

 

 

人生の最終段階の医療・ケアについて患者さんに問う人は

2018年の診療報酬改定において

人生最終段階の医療・ケアの意思決定に関するガイドライン

に沿った患者さん対応が明記されています。

 

医療機関に問われてしまう前に 考える土壌や意識があるかどうか。

 

本日は、一般社団法人ハッピーエンディング協会 の

ハッピーエンディングカードを使ったセミナーを開催させていただきました。

一般社団法人 日本Happy Ending協会

 

その中で、ふと考えました。

医療機関介護施設、薬局など、

「どうする」

と問う側の人たちの中でいったいどれだけ意思表示が済んでいるのだろうか?

と。

 

しっかりと、意思を公正証書にまで作り上げている人はどれだけいるのだろうか?

遺言、後見、医療介護の意志決定の3つ。

数えられる程度なのだとしたら声をあげてみなければならない。

 

医師・看護師・薬剤師・介護士・それらの経営に携わる方たち

自らが意思表示の書面を作ってみる

 

これによって、はじめてアドバンスケアプランニングを

自分事にできるのではないだろうか。

私は書いて子ども達にもその所在を伝えているが、公正証書はこれからです。

 

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このプレゼン、カードの言葉。

これに尽きます。生きる の意味。

 

患者さんに問う人間としての資格は…

自分で書いていること。

 

…のように思う。

そうでないと、何ら説得力ない。

ふと春分の日の異常な寒さの中、考えるのでした。

オンライン診療でわかった本末転倒なこと

オンライン診療は「診療報酬」の中では思いのほか縮小されてしまいましたが

逆に言えば自由診療の世界ではかなり幅広い方策がありそうです。

 

先日、あるオンライン診療用アプリ開発企業様の説明会に参加させていただき、

患者さんからの感想が話されました。

なんと

「オンラインは対面に比べて、画面で先生がこちらを向いて、話して、診てくれているからいい」

だそう(N=1)。

 

……。

 

今の診療を見直す言葉のように感じませんか。

 

そう。沢山待合室で待って、たった数分の診察が多い中、先生は電子カルテ入力のために、大方PCへ身体を向けています。

 

そうじゃない

 

とおっしゃる先生もおられることと思いますし、工夫もなさっているとは思いますが、

オンラインでは「思いきり」先生の顔が映し出されますから、患者さんを「見つめている」のです。

でもこれ、先生が見つめているのは、なんと「カメラ」。

 

何と皮肉なものです。

今こそ、「対面診療で大切にしてほしいこと」

を先生たちにお考えいただけたらな、と思うのです。