医療・介護の鍵diary

健育社代表がガツガツほのぼの医療介護を語るページ

指示の取り違え(潰せ)に感じたこと

某アメフト部の件(もう、関心は減っているとは思いますが)

 

「潰せ」

 

という言葉についての双方の解釈の違いが記者会見で見えました。

アメフト部の件の真実は他にお任せしますが。

 

医療での「医師からの指示」

の取り違いが起こる可能性がある言葉。

 

DNAR(Do Not Attempt Resuscitation)

蘇生の可能性が低いため心肺蘇生を試みない

 

あるいは、「尊厳死」「延命治療」も。

 

尊厳ある死

は何をもって尊厳なのか、

これは主体者が捉えている意味であって、同じ言葉でもその範囲や

その幅や、内容、様々です。

 

また、

 

延命治療

という言葉についても、医学的知識や体験などに基づくため

どのような時のどのような治療

という事に相違が起こる可能性があります。

 

いわゆる「言葉の一人歩き」。

 

アドバンスケアプランニングを行うとき、「自分が考えていることと同じ意味なのか」

ということを意識することがとても大切です。

倫理カンファレンスで多職種と対話する時、その職種の文化や介入の視点が異なります。異なるからこそ、この意識づけ、意味づけが非常に重要です。

 

このすり合わせこそ対話が持つ力、

互いに言葉で自分の視点を持ち出し持合い、視点を見渡す。

 

そんな事を考えながら過ごしました。

 

 

 

 

 

 

 

うっかりドーピングよさらば!ドーピング・ガーディアン体験会

 「ドーピングガーディアン」という名のカードゲーム

スポーツファーマシストであるみどりや薬局の清水氏の開発されたなかなか面白い、よくできたカードゲーム。

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 スポーツファーマシストってなんだ? 

<スポーツファーマシスト公式サイトより>

公認スポーツファーマシストは、最新のドーピング防止規則に関する正確な情報・知識を持ち、競技者を含めたスポーツ愛好家などに対し、薬の正しい使い方の指導、薬に関する健康教育などの普及・啓発を行い、スポーツにおけるドーピングを防止することを主な活動とします。薬剤師の資格を有し、所定の課程を修めた方が、(公財)日本アンチ・ドーピング機構より認定される資格制度です。

 

アスリートのためにドーピングに該当する治療薬を使わない・使わせない、そのための教育・普及啓発がミッションです。毎年・毎年更新される禁止薬物についての講習を受け学んでいます。

 

うっかりドーピング

ドーピング・・・。

この冬に行われた平昌オリンピックでも騒動がありましたね。

ドーピング陽性、コンタクト保存液が原因? 平昌五輪 - 2018平昌オリンピック(ピョンチャンオリンピック):朝日新聞デジタル

この保存液については当方コメントに困るのですが、まあ、保存液とはいえ、

アスリートの方にとっては、

「うっかり」

服用したサプリメントや、風邪薬などによるものが多いのが現状。

(事情によっては、「混入させられている可能性」も…4年に1回の勝負への執着とは恐ろしいものです)

 

こと…日本人の場合は、「うっかり」の問題が多い。

 

うっかり、服用した風邪薬。

漢方薬だから大丈夫」ではありません。

NGな薬は結構あります。それも、薬局で「買える」薬で。

 

この事実だけでも知って欲しい。そして、知らないなら是非一言。

こうした活動ができる薬剤師さんは薬局の中に潜んでいます(笑)。

 

このカードゲーム。実際試してみるとこんな体験ができます。

 

アスリートの体調管理と勝負のせめぎ合い

カードゲームも勝負事です。スコアで勝負が決まります。

しかし!ドーピングしていることが明らかになると、失格となります。

 

しなきゃいいじゃん

というのは誰もがわかりますが…。

 

アスリートは体調管理と向き合う日々です。

「ケガ」や「病気」は勝負に大きく影響します。それらに対応していくこのゲーム。

日々のトレーニングとともに突然起きてしまうケガや病気、健康管理に使われる薬やサプリメントの使用行動がゲームとなっています。

 

ケガを治すために使う薬やサプリメント

これ…大丈夫?

と思いながらも、使ってしまう心理。

これを体験できてしまう。

 

そして、この薬・サプリメント大丈夫?を

知ることができるのは…

「ドーピングガーディアン」

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のカードです。

 

うんぬん。 と、文字を重ねる前に、ゲームを体験してみて欲しいのです。


<イベント概要>


第二回ドーピングガーディアン体験会&遠藤 敦氏セミナー
開催日時: 2018年6月2日(土) 開場16:30~、開始17:00~19:00
会場 : 株式会社タカゾノ 東京本社内 セミナールーム
※セミナー会場併設のショールームにて、最新の7調剤機器の見学が可能です。

所在地 :〒105-0011 東京都港区芝公園2丁目4番1号 芝パークビルB館14階
JR山手線・京浜東北線「浜松町」駅北出口から徒歩約7分
都営浅草線大江戸線「大門」駅A3出口から徒歩約3分
主催 : 合同会社みどりや薬局
講師 : 遠藤 敦氏(株式会社アトラク)
参加定員: 40名
参加費 : 3,000円
申込締切: 定員に達し次第終了
申込方法: https://ws.formzu.net/fgen/S25551544/ にて受付中!

申込&お問い合わせE-mail: midoriya_m2020@excite.co.jp
Facebookイベントページ : https://www.facebook.com/events/169644420421231/ 

講師プロフィール

遠藤 敦(薬剤師 公認スポーツファーマシスト)
1978年生まれ。千葉県出身。東京薬科大学 薬学部卒業後、国立病院、調剤薬局などを経て2011年に日本初のドーピング防止活動を事業として行う株式会社アトラクを設立。同代表取締役社長として活動中。
メディア出演:TBSテレビひるおび!朝日放送キャストなど。公益社団法人江戸川区薬剤師会理事、特定非営利活動法人薬剤師緊急対応研修機構アドバイザー ■ドーピングガーディアンについて

 【会社概要】

合同会社みどりや薬局
所在地 : 静岡県島田市中溝4-8-10
設立 : 平成27年1月
事業内容 : 保険調剤、医薬品販売、アンチ・ドーピング事業
URL : https://www.doping-guardian.com/

 

www.facebook.com

お告げ?ただの意識の差?

こんな出来事は私だけなのか?

まあ、なんとなくの事ですが…気になって書いています。

 

先日、「至急!○○○の件」

と含まれるタイトルを含めた

お取引き先の広告代理店の方からのメールが入っていた。

 

至急!

 

とあり、更に「●●●」には過去のお取引きに内容が続いていたので慌てて開く。

 

ちなみに●●●の案件は1年以上前に終了しているものです。

ときに、過去に作成した資材の引用や、データについて確認を求められることがあるのです。

 

何かあったか!

 

とメールをスクロールすると、

2017年のメール履歴ばかり。

 

気になってお電話で確認すると、

「誤送信」とのこと。

 

過去履歴なので、内容が転送されたわけでもないので一安心したのですが。

 ・・・・・・・・・・・

こういう事って、何かのお告げではないか?

と、感じて、自分の中で何となく引っかかっていくのです。

 

…ピン! あっつ!

と今朝浮かんできたアイデア

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送信先の方にも思いっきり連動する可能性が。

意識誘導なのか、何なのか。

 

もちろん

お相手先はそんな事は微塵も感じてないと思います(^^)。

 

今度ご一緒する事があったら、

 

お告げ

 

という事にします。

多世代と存在価値(ちょっと戯言)

「世代分け」

する気持ちはないのですが、私は多世代で話すことが好きです。

理由は簡単で「全く違う価値観や視点」をその世代の感覚で表現してくれることです。

 

多世代が自由にディスカッションしたり学びあう時間がこの数日でありました。

その中でいらっしゃった「段階の世代」の方たち。

高齢になるにも拘わらず、存在感もあり、発言力もあり「モノ申す」力もあり。

社会のために活動を続け、かつ、新しいものへの学びにも意欲的でした。

 

存在感ある 年齢の重ね方を続けていきたいものです。

特に新しいものに積極的に染まり、積極的に向かっていく。

遅くても、何言われようともどんどん学んでいくという感覚を忘れない…。

 

ということで…。

 

ご縁あって?日本エイサー(株)様の重い、でかい、湾曲ディスプレイのノートPCを見せていただきました。

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このどでかい存在感。身体の向きに合わせ画面も動いてくれるとか。

(ゲーマーにとってはすごいことなのだそうだ)

そして、冷却ファンも奥に内蔵されているとか。

(これもデザインをはじめ存在感が抜群にある)

 

なんと、世界でたったの300台製造で、あっという間に完売だそうだ。

金額? 実は中古車(といってもピンキリ)が買えるくらい、の代物とか。

例えば、バイクではやっぱり憧れのハーレーに乗りたいとかという

感覚と一緒の空気を感じる「ごつい」ものでした。

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しまったら湾曲ディスプレイはどうなるって?そりゃあ、隙間できますよ(笑)。

このくらいの存在感を持ちながら年齢を重ねたいものですね!

 

 

 

医療・介護の過去・現在・未来を3日で旅した

タイトル通り「情報の管理」について考えさせられた3日間。

 

●過去:紙カルテ 院内処方 アナログ完結型

自分の「耳鳴り問題」で耳鼻科に通院しました。

通院歴はありますが、かなり前なので、診察券も持たずに伺いました。

「カルテありましたよー!最後は7年前ですね!」

と看護師さんが一言。

「紙」の立派な私のカルテは、7年間その耳鼻科に現役で保存されていました。

そして紙カルテに次々と記される情報。

聴力検査(標準純音聴力)とティンパノメトリー(鼓膜・中耳の働きを診る検査)を行いました。

若干の異常ありでもきにするほどの状態ではない。鼓膜に問題はない。

炎症も私の主訴ほどひどいわけでもない。

そして、薬物療法をどうするか、という話となり、「別に出さなくてもよさそう」

というオーラを受けつつ、少しは良くなりたい、と処方を受けることにしました。

 

実はこの耳鼻科は「院内処方」。

そのままカウンターで処方薬の説明を聞き、診察が終了となりました。

 

「データはいただけないのですか?」

「ええ、普通は渡しませんね。」

「わかりました。」

という対話の後、診察室を出たのですが、薬とともに「検査データ」の複写を

下さった。

アナログ完結型のクリニックにある意味新鮮な気持ちになりました。

…意外にラクラク。 

…患者にとって楽だよこれ。7年前のカルテもすぐ出てきて、診療してくれて薬もデータもいただいた。

電子化って…良いのか悪いのか。悪いのか良いのか。

 

…ただし、耳鳴りは年齢だし、という言葉。…まあいいか。年齢だし(笑)。

→その後、処方いただいた軟膏で掻痒はなくなり(安定のステロイドフラジオマイシン軟膏)、ビタミンB12他、服用しました。もっと早くいけばよかったと反省しきり。

 

●現在 …訪問看護師さん同行 iPadでサクサク管理・シンプル管理

数名の訪問看護に同行させていただきました。

細かなことはさておき、iPad をスタッフ全員が持ち、情報をソフトに入力し

バイタルの入力はすぐ現場で終了。その後のケアもスムーズに。

車に戻り、情報の整理、報告事項のまとめ、などを手早くこなす。

情報を更新する。

手早く、シンプルだった。

患者さんのケア、家族との対話ともに大切にゆっくり、ペースをあわせて話していく。患者さんやご家族が信頼している姿がすぐにわかる。

名前をしっかり覚えてくれていて、「心から」お礼を述べている。

望む医療、望む情報、望むケア

医師・看護師の訪問は、ご本人、ご家族ともに待ち望まれている。

最後に訪問した患者さんとお別れに握手をした。

 ステキな女性でした。

 

データ管理を総括する事務方がおられるので、スケジュール管理もうまくいっている様子(患者さんが多いのはさておき)。

あとは、セキュリティの考え方、労務管理の考え方など、経営的な側面でのITの使い方と捉え方は日々当たり前ではなく、他はどうしている?などの情報シェアや学びの場があるといいのだろうということが、より明確となりました。

つまりはこのセミナーは必要だと感じました。

 

www.facebook.com

 

●未来…予防、デバイス

18日はMedtechに。

 

展示会概要 | 医療機器の製造・開発 展示会・セミナー Medtec Japan |東京ビッグサイト

 

未来に導入されていくであろう技術、IoT、データヘルスの未来、医療・ケアの未来を考える時間。

「そんなありえないだろ」

と思ってはいられない。今、高齢化率は激増するがそれ以上に生産人口の減少を無視できない。生産人口の1人1人が介護をささえなければならない現実はもうすぐそこに来ている。

「IT、自動化」を次々と導入していく環境を早くつくる。

積極的に導入し、時間を短縮・簡素化する。やれること、やらないことを分ける。

そしてできた余裕で、人と人とが「対話」する。疲弊するくらいなら導入だと思っている。

 

 

介護を負担とさせない世界。 

介護を受けるということが楽しい場所に行く、楽しくすごす、有意義に過ごす

そういった視点を感じて欲しい。

ある学識者とイノベーションの会議で当方が語ったとき、

参加者の皆さんは「自分が向かう場所」として、介護施設を捉えはいない様子だった。

そうではない。

自分たちがその時楽しめる場こそ、理想の姿だ。

もう少し、自分事と考える人たちが増えて欲しい。こと30代、40代の人には。

聞く耳だけでも、持ってほしい。なぜなら、本当に数十年後には自分がその場の主人公となるから。

 あらゆる課題の中でとても大切と感じている「救急車稼働問題」

救急車の稼働をひと目で確認できるアプリ、システムを提供している

バーズ・ビュー株式会社様 

www.birdsview.jp

e-MATCH  のお話、見守りIoTシステムのご紹介、更に災害用ドローンなど、多くの未来を感じさせていただきました。

 

そのうち前者2点は未来とはいえすぐにでも導入が待ち望まれるシステム。

救急搬送のうち、なんとおよそ半数は「軽症」という事実。

本当に必要な人に届いているのか…。

東京消防庁<安全・安心><トピックス><救急搬送データからみる高齢者の事故>

 

 

いくつかの技術の変化を楽しく、活用していきながら、医療や介護に繋がる仕掛けやアイデアを発信していきたい。

出会ったパイオニアたちの声を少しずつでも発信していきたい。

 

そう思った3日間でした。

 

そしてまた、薬剤師としての役割りを考える良い機会ともなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「応援ガール」の密かなシンガポール、マレーシア進出

store.line.me

「足ガール」と称し、私とデザイナーのわこ氏の企画にて発売した

「応援ガールの日常」というLine Stamp。

 

●表側のテーマ:「うちわ」を使ったJKスタンプを作り、ジャニーズファンたちで

楽しく会話を繰り広げて欲しい。

●裏側のテーマ:どんどんお金を吸い上げられるので、ここで代金回収だ!

 

という思いで始めました。

 

ジャニーズを応援するJKの声。

次第に母もジャニーズに次第に足を向けている姿。

がスタンプとなっています。

イラストは少し昭和な空気を感じる「セーラー服」を採用。

毎月の売り上げは… 100円単位 (笑)。

 

久しぶりにスタンプ使用分析を見てみると。

突如とシンガポール、マレーシアでのスタンプ使用回数の増減が見られます。

 

彼らは一体どのように何で活用しているのだろうか…。

Line Stampで売り上げたお金で出かけてみたい。(…いつになる?というより無理だろう)。ということで、是非ともジャニーズファンのお子様、ご家族に推薦をお願いします。

 

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そのほか、わこ氏は ほのぼの星人 なんと草加せんべいの パリポリ君と

スタンプ製作者として次々展開しております。

こちらほのぼの星人

store.line.me

 

こちら最近発売された パリポリくん2

store.line.me

 

是非ともこれからもよろしくお願いします。

そして、シンガポール、マレーシアにスタンプの利益で行く!

を支えてください(笑)。

 

 

 

ゲーム世代

僕たちはゲーム世代なので 別に何とも…。

 

あるゲームを実践した大学生の反応。

ある講師の先生からコメントとして伺った。

 

大人たちが子ども達に楽しく夢中にさせるゲームという名のハコ。

この箱の中で次々とのめり込む仕組みに「ハマって」過ごしてきたんだよね。

 

大学生になり自らを振り返るとそうした箱の中に入っていた自分を客観視するのでしょうか。また「箱に入れられてる」という感じなのかな。。。

そのゲームは何故?どのように?作られたのか、今、なんでそれを自分が大学でやっているのか(というよりやらされていると感じるのか)を考えることはないのかな。

 

自分事ではないだけなのかな。

 

 

「ゲーム」の擬人の世界で感じた世代。

未来をどう作り上げるのかな…。

 

「リアル」

がつまらないと、ギャップに悩んでいるとしたら

リアルを作り上げている先代の大人たちの問題なので、作り変えてしまったほうが

速いかもしれませんね…。

 

そんな話を先日ある方と話しました。

 

最近出会う30代がとても面白いです。

 

先取り五月の甘味処。(懐かしい写真より。お腹空いたなー。)

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