医療・介護の鍵diary

健育社代表がガツガツほのぼの医療介護を語るページ

こんなに対面で医師と顔を付け合わせることはない…?オンラインは思うより悪くないのかも

先日の体験です。

 

ある勉強会に参加しました。

Zoomの画面にて、主催者の方と真正面に画面越しに1時間以上目を合わせていました。

 

もちろん相手の方は操作に注力していたり、

ファシリテーションで忙しくされているし、

多くのメンバーの中の一人の私にあえて顔を向けているわけではありません。

   

f:id:kunieikuken:20180825222143j:plain

こんな感じ

 

その方とは何回もお会いしているし、数人で集まり食事もご一緒させていただいたりしています。

 

しかし、この「真正面」の状態でずっと1時間対面していること自体、そもそも体験しませんよね。

親しい人との食事などでも、そう長い間近い距離で顔を「眺める」ことはないです。

 

思わず、画面越しに

ジーッツ

 と眺めてしまいました。

ちょっと細い目が画面操作で「クリクリ」と動くシーンはあまり見ないなー、とか

何かを恐らく読んでいるに違いないのですけど、画面では「凝視」されているように感じて、勝手に

ドギマギ してみたり。

 

これをオンライン診療や服薬指導のシーンに変えてみたらどうでしょうか。

先生方は、発信者なので、実はストレスなのですね。感覚で捉える場所が限られてしまうから。

 

でも、患者さんにしてみたら、

画面を見ているだけでも、思いっきり先生に「直視」していただいていることになるんですよね。

これは、いわゆる「傾聴」の第一歩。

 

 

実は、オンライン診療のインフラさえ整えば

(そこが課題なわけですが、そこさえ越えれば)

患者さんとなる人たちは、オンライン診療は一部の人たちにとっては大満足に

なるのではないか、と思うのです。

 

菅政権となり、次々とオンライン化の動きが出てきています。

何よりも変えがたい

「通信環境が整っている状態」

「仕組みの問題」

にも変化がいよいよ起きてきました。

 

待ったなし、な感じがヒシヒシと伝わってきます。

f:id:kunieikuken:20201010140525j:plain

実はこんなに長い時間、正面で話すことができるのはオンラインだからできるのでは?