先日の体験です。
ある勉強会に参加しました。
Zoomの画面にて、主催者の方と真正面に画面越しに1時間以上目を合わせていました。
もちろん相手の方は操作に注力していたり、
ファシリテーションで忙しくされているし、
多くのメンバーの中の一人の私にあえて顔を向けているわけではありません。
その方とは何回もお会いしているし、数人で集まり食事もご一緒させていただいたりしています。
しかし、この「真正面」の状態でずっと1時間対面していること自体、そもそも体験しませんよね。
親しい人との食事などでも、そう長い間近い距離で顔を「眺める」ことはないです。
思わず、画面越しに
ジーッツ
と眺めてしまいました。
ちょっと細い目が画面操作で「クリクリ」と動くシーンはあまり見ないなー、とか
何かを恐らく読んでいるに違いないのですけど、画面では「凝視」されているように感じて、勝手に
ドギマギ してみたり。
これをオンライン診療や服薬指導のシーンに変えてみたらどうでしょうか。
先生方は、発信者なので、実はストレスなのですね。感覚で捉える場所が限られてしまうから。
でも、患者さんにしてみたら、
画面を見ているだけでも、思いっきり先生に「直視」していただいていることになるんですよね。
これは、いわゆる「傾聴」の第一歩。
実は、オンライン診療のインフラさえ整えば
(そこが課題なわけですが、そこさえ越えれば)
患者さんとなる人たちは、オンライン診療は一部の人たちにとっては大満足に
なるのではないか、と思うのです。
菅政権となり、次々とオンライン化の動きが出てきています。
何よりも変えがたい
「通信環境が整っている状態」
「仕組みの問題」
にも変化がいよいよ起きてきました。
待ったなし、な感じがヒシヒシと伝わってきます。