医療・介護の鍵diary

健育社代表がガツガツほのぼの医療介護を語るページ

患者さんのために涙を流す医師

患者さんのために涙を流す医師。

 

日常の中ではあまり出会うことはありませんね。

 

私が初めて出会った「講演の場で涙しながら語る先生」。

横浜の某クリニックのA先生。

 

在宅医療について医師と患者、家族の対話をどう記録に残しているかというお話だったのに、その中で語られたある患者さんの出来事、患者さんの物語を受け止めて

看取るまでの家でのやりとりを思い出し…。

 

先生の声が少し詰まり、先生の目頭が熱くなり、両目いっぱいに涙が溜まっていました。

 

かたや学会で学術的な話ばかり聴き続けてきた私としてはとても衝撃的でした。

 

こんな先生や看護師、たくさんの専門職に囲まれた方はどれほど嬉しかったのでしょう。

 医療行為そのものではない、何かを感じたのでした。

 

そんなクリニックと出会い、語りを繰り返すことができる場に出会えたのは

そう、2013年だったかな…。

 

それ以降、たくさんの心を感じる先生たちに出会うことができています。

昨日も、そんな方達との対話に参加できました。

言葉にならない、文字にならない、そんな深みある色。

 

 

実は、

ほとんどの方が私自身のリアルな今の生活圏から離れています。

それが残念でなりません。 

今、本当に考えているのは「リアルな生活圏」を知ることかもしれないな

と思っています。

 

ということで、生活圏でのイベントを妄想しています。

 

2019年3月18日(水)の夜

江戸川区船堀タワーホールにて

こちらの上映会を計画しています。

 

peer-movie.com

 

ちょうど、新作の映画も2020春に公開予定。

www.care-movie.com

 

力不足を承知の上ですが告知をお楽しみに。 

 

某大学病院にあるヒポクラテスの木(プラタナス