医療・介護の鍵diary

健育社代表がガツガツほのぼの医療介護を語るページ

NPO里・つむぎ八幡平、すばるの話 その4:礎の言葉

 最終日には、

特定非営利法人 里・つむぎ八幡平 | 一般社団法人 すばるの代表、高橋和人氏とともに施設巡りと「まるごとケアの家」の思いと今のお話をいただきました。

佐藤先生、永森先生のお写真からスタート

私にとっては個別指導ともいえる時間。高橋ファミリーと高橋さんのヒストリーに触れ、今の活動の志を聴く。

このレクチャーならではの言葉がありました。

 

「僕は、君達と同じ年齢の頃は野球ばかりやっていて今現在の自分など想像することもできなかった。でも、その時夢中になって過ごしてきた時が今の原動力になっているし、鮮明に思い出すことができる。仲間も今でも大切だ。

だから君達のこの時間に会えてよかったし、何か思い出してもらえるような体験になっているならうれしい。」と。

 

私が子ども達に残せることは「体験」だと思っていたので、この言葉をいただき、本当に感謝しています。私が発したところで伝わらない、リアルな岩手の経営者の今。

そして、今の体験や出会う人たち、仲間、社会が礎になるということ。

高橋氏は直接彼らに伝えてくださった。

 

そして…私が「うなった」pptはこちら。

自然観の違いについて。これは医療の死生観にも通づるものがあります。

日本だの、西洋だのと言わず、今となっては世代によっても異なるし、最近では、個別の観念も考慮しつつ見えた一面から多面を考察し、また、個に戻って集約させるという力が必要になっている。

 

それは彼らの未来の日本にも通づるなあ。

何をしたいか迷う時間も進む場を選ぶこともできる。だからこそ、高橋さんの

笑顔と前向きさに触れることができて、本当に感謝の一言につきます。

 

若い人たち、子ども達に向けて

循環できる仕組みは「じねん(自然)」の中にあるのではないか…。

では自然とは何か…。

私は、自分だけでなく、彼らをここに連れてきたかった。

私たち世代だけでは解決することではない、伝え続けていかなければならないこと。

 

彼らのはるかに創造性高い中で、今ここに移されている現実が全く違う形で変化するかもしれないし、解決するかもしれない。

ゲームで次元をまたいでゲームの中で共同で参戦していることが当たり前の世代、

短い単語でチャットして行間を埋める人もいれば埋めずに思いもよらない方向へ転じてしまうことを知っている世代

それを体験して大きくなってきた。

もう既に彼らは次々と進んでいくに違いない。

最近、彼ら世代が発する言葉のほうが心に刺さるし、的確だし、真っ当だ。

 

自然に対しての考えを西洋側の考えに変えてしまった…かもしれない大人たち?

大人たちだけで集まるでなく、次世代にも一緒に考える機会を作り固定観念を外していきたい、と思うこのごろ。

 

そんなレクチャーの後、不動の滝へご案内していただきました。

●不動の滝・ふどうのたき●
岩手県八幡平市高畑。落差15mほど。元々修験道場、祈願場所として使われていた。瀬織津姫を祀る桜松神社の境内奥に位置する。日本の滝百選と岩手の名水二十選に選ばれている。

 

パワースポット!これまた普段とは異なり…。昨日の豪雨によって、その水量パワーたるや半端ないものでした。叩きつけられる水しぶき。

そして、高橋氏のパートナーからの推薦。味噌ソフト。

うまい!

 

そしてそして、盛岡駅へ。

間に合うか?といいながら、素晴らしい土地勘により、20分前着という

凄い技を見せていただき盛岡駅着。

道中も、倫理について、命についてと沢山語り、語っても語りつくせない、濃く、あっという間の時間を通り過ぎました。

(だからじっくりとレビューしている私)