医療・介護の鍵diary

健育社代表がガツガツほのぼの医療介護を語るページ

インフルエンザの治療薬は何で「効果あり」とされているか

インフルエンザでは「飲んだり」、「吸ったり」、はたまた、「点滴」による治療を受けた事があると思います。

その治療薬の効果は何で判定されていると思いますか?

 

…答えは 症状が無くなるまでの時間です。

 

詳しく言えば各試験で症状なくなってから●●時間が経過するまでの時間など、

臨床試験を実施していた時で様々ありますが、時間が比較対象に対してどうだったか、ということが示されます。

おおむね治るまでに2日違うかどうか…という感じです。

 

また、最近のインフルエンザ治療薬では家族が罹患した時に予防的に近くで暴露(さらされる)人に対して予防的に使うこともできます。

実はプラセボといって何も使わない場合での感染率(つまりインフルに移ってしまった)は16.9%だったようですね。

(イナビル吸入粉末剤添付文書より)

 

ということで、熱発中にもうろうとした中で子どもを通院させることを止めています。

一般用の医薬品で症状を抑え、漢方薬と栄養・水分摂取で対応しています。

逆にクリニックでインフルエンザをいただいてしまうことを考えると、インフルエンザかも?と思った時の症状の出具合で考えることは大切かな、と考えています。

 

一番の問題は、拡げてしまう事

中途半端に外出させると、都心部の場合、通勤電車など避けられない密閉フィールドではもう目も当てられない状況になります。流行拡大の原因は

出歩くこと

です。

また、大病院では、免疫の落ちた方、他の重い病気、手術後など、入院患者さんに広がらないよう、最大限の注意を向けています。

 

予防は手洗いとうがい、そして、かかったらしっかり期間を置き、くしゃみや咳で拡散させないようにマスクを着用して外出すること、

拡げてしまわないようにしたいものです。

 

今、メールだって、ライブカメラだってなんだって仕事できる事もあるのだから…。

アクセスできればファイルだって開けるんだし…。

 

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こちらアンテロープキャニオンでの一枚 神秘的ですね。