やっぱりなあ。
というのが正直な感想。
既存の英語の民間検定テストを一定の期間内で受け、スコアを持っておくこと
くらいにすればよかったのにと思う。
少なくとも上記であれば、既存のテスト実施機関に大きな制度変更や強要はなかっただろうな、と思う。英検ならばある程度の地域をカバーできているわけだし。
もちろん点数をつける際の公平性は重要だけれど
最初から完璧を目指すということまでそのルールづくりにたくさん議論してしまった故にどんどん実務的に負荷がかかったことは明白なんですよね。
そして、何よりも大学側のスタンスが真っ当だったこともあると思います。
あくまでも基準として持って欲しいレベルをすぐに明示した大学。
その基準を用いるよりも、自校の求める大学生に対して責任を持って受験しているため不要と考え、最初からそのスコアをそもそも求めない大学。
いずれにしたって試験を受けることに変わりないのだとしたら
一体この懸命に検討し続けてきたのは何のためなのだろう…。
今、PCやクラウドで用いられているソフトやアプリは、
プラットフォームに枝葉をつけて次々と改善を進めながら運営しています。
アプリもバージョンアップしますよね。利用者の意見や希望、あったらいいな、を繰り返しアップグレードしていく。
こうしたスタンスから初めて行けばよかったのに、と思います。
2019年が始まった時点であまり明確でなかった時点で、
導入も危ういのではないかと思っていました。
そして、いまだに現場に降りてきていない状態で登録だけ進む、内容を聞いても何やら今ひとつ理解に苦しいものでした。
よろしくない予感が当たりました。
生み出すというのはなかなか力のいる作業です