人生会議という名になりましたアドバンスケアプランニング(ACP)。
ここ最近では、医療従事者の方の中でも次々とあちこちで広がりを見せるようになってきました。
この週末は第3回エンドオブライフケア学会が開催されています。
学びの場が必要なのですが、学びというよりも・・・。
学びの他に関わる人たちの
「そうだよね、という同意」
「わかるわかる、という共感」
「こんな時どうする」
「自分の気持ちがなぜモヤモヤするのか確認してみる」
「同じ状況に関わった諸先輩の意見を伺う」
といった場になっているように感じます。
学会というのは、仮説に対する検証が主軸だと思っているのですが
在宅医療やエンドオブライフケアの場合には
ちょっと異なる内容かなと感じます。
そのくらい、一人一人が向き合う時に及ぼす心の影響は大きいのだと感じます。
なぜなら、毎回事例を伺う度に数日「もやっ」としますので
診療・訪問で30分程度の時間を何度も何回も、そして何年も関わり続けた
場合は、仮説検証という世界ではなく、こうした心の置き方、収め方を
考えて次に進めるための手段なのだと思っています。
屋形船からみる東京の夜景