医療・介護の鍵diary

健育社代表がガツガツほのぼの医療介護を語るページ

以外にも厄介な「Prevelence」(発症率・発症頻度)

疾患や医薬品に関するライティングで以外に面倒なことの一つが

 

「疾患の発症頻度や割合」

 

です。

 

ググって出てくるサイトを見ると、結構簡単に

 

A(という病気)は、Bという集団の中では約C%です。

 

という言葉に出くわします。

 

でも、これほんと?

どんな母集団でどんな疫学調査を行なった結果を引用しているのだろう?

 

というモヤモヤの中、調べ始めると

「母集団」の記述が出ていなくて誤解を招くことがあったり

「母集団」を書かないと全く意図と異なる印象、数字の操作に近いものになってしまったり(以外に多い、以外に少ないという感覚操作)になってしまったり。

 

結構この部分の原著戻りは慎重に行わないと大きな誤解が生まれます。

そして、実はこの数字は、

「Aという書籍に書いてあるから大丈夫だろう」

などと進めていくと

もうすでに孫引きだったりと数字の独り歩きが起きていたりします。

 

ということで、黙々と調べを続ける春の休日でした。

 

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八幡平固有のにんにく。今朝の投稿でこのにんにくたちがいよいよ芽吹いたとのオーナー様の投稿に思わずこちらも投稿