2019年。いよいよがんの「ゲノム医療」が本格化しますね。
ずっと解説文章を書きためていたのですが
全く自分の収益に影響しないボランティアになってしまうため
最大の簡略化として、「わかりやすい」解説本をまずは添付します。
こちらダウンロードしてみると、とてもわかりやすい解説が並んでいますので、
ぜひご覧ください。「寄付講座」ですが、要するに新しい技術を理解していただき、その先の医療の利益を享受していただきたことが趣旨です。
しかし、実は、ゲノムについては「検査」したからとしても
●リスクのみ知らされる可能性
●治療も手立てもない事実を知らされ差別偏見につながる可能性
などの倫理的な問題が孕んでいます。
ここを適切に使いこなすことが重要です。
まずは読んでみてください。
がんゲノム医療は、先んじて医薬品抗がん剤の治療において一部の遺伝子の有無で治療効果に差があることがわかってきたため、標的となる遺伝子の有無を検査することは行われていました。
しかし、この先は
1)「遺伝子」がほぼ全て網羅解析され、
2)その情報は適切な場所で管理され、
3)必要な情報が抽出され、活用される
4)その情報は定期的に検査により繰り返され(だろう)、
5)予防的・治療的な方針を決めていく(特に遺伝的素因の強い疾患)
ことになります。
これはいわゆるオーダーメイド(個別化治療)の道です。
この先の医療は広く見渡される感じ(イメージ)