医療・介護の鍵diary

健育社代表がガツガツほのぼの医療介護を語るページ

TOBIRAカードを作った自分を振り返る②

何枚かあるカードから1枚を選んでめくる という行為。

実はこの行為自体が本人の「決定」によるもの。

 

更にそこに書かれている言葉について思いをめぐらす。

 

「子供のころのおやつ」

 

は、誰しもが楽しくその当時を思い出し、次々と語りだす。

なつかしさと共に時代背景、子供時代の様子がそこここに出る。

語る時の皆さんの顔には笑顔が必ずある。

 

周りの方たちのおやつにも耳を傾ける力が強い。

無関心で通らず、聞く側も真剣だ。

なぜだろう。

 

何よりも楽しみで何よりもおいしくて、懐かしい。

 

その周りの風景。仲間。家族。そして自分のワクワクする気持ち。

 

こうした昔の記憶、今までの一つ一つのイベントに対しての記憶。

全てが全て心を動かす。

人生最終段階まで。

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人生最終段階にこうした幸せな思考が継続できれば、

幸せな瞬間を思い起こせるように5感を刺激できれば、

その人の時の流れを幸せにできる。

 

たとえ、体が動かなくても、息さえしていれば香ることができるだろう。

肌に触れれば感じることだろう。

 

それを目指したのです…。

でもまだそれをうまくご利用いただいているところは少ないな…。

 

とほほ。

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