医療・介護の鍵diary

健育社代表がガツガツほのぼの医療介護を語るページ

親の介護と「自分の棚卸」=お互いの時間が輝くEnd of Lifeのコツ?

敬老の日

100歳以上の人口が9月15日時点で6万9785人!

女性:61,454人 男性:8,331人圧巻の女性割合が全体の88%!桁違いに多いとはこのこと。

おばあちゃんの知恵を存分にこれからも私たちに伝えていただきたいな、と思います。
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医療に活かすエンディングノート

この講座にこのタイミングに参加していただいた事に本当に嬉しかった方がいました。

●親の介護を続けていて、親の人生最終段階が見えてきている

●自分の事も考えたほうがいいと思うのだけど、エンディングノートって書けない

こんな状況の方でした。

 

親の介護を通し「自分の棚卸し」をする=お互いの時間が輝く

 

今のお母様のご事情を伺うと、

●認めたくなくてももう少しで人生を閉じる時間がやってくるだろうということをご本人もわかっている が、認めたくない。

●良好な関係で在宅医・主治医との対話もできている。

●在宅医の先生は、命の終わり方についてもかなりお話されている

(「先生はこう言っていた」というお話の内容では、対話が十分にできている)

・・・・でも、どうしたらいいのかという「覚悟」に繋がらない。

というところ。

 

怖いですよね。確かに自分1人でお母様を看ながら、看取りを覚悟していくのは…。

私ももし同じ立場なら、そう思うから。

 

医療や介護で支えてくださる方たちに、どんどん相談してくださいね、

とお伝えしましたが、

「どうしたらいいの、私は」という怖いことではなく、今、「その方ができること」をご提案しました。

 

それは… 「ご自分とお母様との思い出の棚卸」

 

お母様との思い出が沢山詰まっているアルバムを整理してみてはどうですか?

今、お母様に昔一緒に撮った写真を見せて、お話されてはいかがですか?

 

エンディングノートがしんどくて書けない」

この一節には、多種多様な背景が隠れています。

「しんどい」という表現。恐らく「自分の振り返り」という内面性の課題の現れです。

 

お母様は今でも子育て時代の事が色濃く記憶に残されているのではないですか?と。

間違うかもしれないけれど、どこか懐かしく、語りの中で幸せな時間を呼び戻せる可能性が高いのではないかと思ったのです。

そして、今、お母様には、医学的な対応ではなく、親子の間で、対話でできる最大のケアではないかと。

あなた自身も、お母様自身も幸せな時間になると思います、と。

 

涙・涙のお時間でもありましたが、

少しだけ扉を開いて、一歩進んでくださったのではないかと思います。

 

************************私が毎月1回行っている 「医療に効く(活かす)エンディングノート」。

次回は10月12日(金)19時~21時。

いつも営業ラストの22時まで話込むパターン(笑)。

なので、10月からは食事込みとしました。

だって…お腹すきますよ(笑)。夜遅い夕食は身体に悪い。本当に。

<イベントページ>

医療・介護に活きるエンディングノート2018

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夕焼けがきれいでした…(八幡平での一コマ)