医療・介護の鍵diary

健育社代表がガツガツほのぼの医療介護を語るページ

人生の最終段階の医療・ケアについて患者さんに問う人は

2018年の診療報酬改定において

人生最終段階の医療・ケアの意思決定に関するガイドライン

に沿った患者さん対応が明記されています。

 

医療機関に問われてしまう前に 考える土壌や意識があるかどうか。

 

本日は、一般社団法人ハッピーエンディング協会 の

ハッピーエンディングカードを使ったセミナーを開催させていただきました。

一般社団法人 日本Happy Ending協会

 

その中で、ふと考えました。

医療機関介護施設、薬局など、

「どうする」

と問う側の人たちの中でいったいどれだけ意思表示が済んでいるのだろうか?

と。

 

しっかりと、意思を公正証書にまで作り上げている人はどれだけいるのだろうか?

遺言、後見、医療介護の意志決定の3つ。

数えられる程度なのだとしたら声をあげてみなければならない。

 

医師・看護師・薬剤師・介護士・それらの経営に携わる方たち

自らが意思表示の書面を作ってみる

 

これによって、はじめてアドバンスケアプランニングを

自分事にできるのではないだろうか。

私は書いて子ども達にもその所在を伝えているが、公正証書はこれからです。

 

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このプレゼン、カードの言葉。

これに尽きます。生きる の意味。

 

患者さんに問う人間としての資格は…

自分で書いていること。

 

…のように思う。

そうでないと、何ら説得力ない。

ふと春分の日の異常な寒さの中、考えるのでした。